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凍った湖の上に並ぶ釣り人とテント
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小川原湖、氷上ワカサギとしじみの湖

冬は凍った沼でワカサギ、夏は手でしじみ採り。時期と料金の目安、ルール、出かける前に確かめたいことをまとめました。

更新日

地元で「宝湖」と呼ばれる小川原湖は、ワカサギとシラウオの水揚げが全国トップクラスの汽水湖です。釣り人にとっての楽しみは、冬の氷上ワカサギ釣りと夏のしじみ採り。どちらも手軽で家族向きですが、氷上釣りは氷しだいで、ここ数年は開かない年もありました。出かける前に、その冬の氷の状況を確かめることがいちばん大事です。

出かける前のチェック

釣行前チェック
  1. 氷の状況:小川原湖の氷上釣りは、氷が安全なときだけ開かれます。暖冬の年は開かない・すぐ閉じることもあるので、出発前に運営者と漁協のお知らせを必ず確認しましょう。
  2. 2027年シーズン:2026年10月時点では、2027年の氷上釣りの日程はまだ発表されていません。
  3. 現金:遊漁料や駐車料金は現金で払う場面が多いので、小銭を用意しておくと安心です。
  4. 代わりの予定:氷が閉じた日に備えて、屋内の釣り堀など別の過ごし方も考えておきましょう。
  5. 夏のしじみ採り:決められた区域・期間・時間だけ、手で採ることができます。道具を持ち込むと没収されます。

宝湖と呼ばれる汽水湖

面積 63.2km² · 最大水深 25m · 平均水深 約11m · 青森県最大の湖

小川原湖は青森県で最も大きく、全国で11番目に大きな湖です。八甲田山系からのミネラル豊富な水が流れ込む一方、満潮時には高瀬川を通って太平洋の海水がさかのぼり、湖は汽水になります。この混ざり合う水が、湖の豊かさを支えています。

小川原湖漁協は、湖の「宝」としてシジミ、シラウオ、ワカサギ、モクズガニ、ウナギを挙げています。シラウオとワカサギの水揚げは全国トップクラスで、ワカサギには一生を湖で過ごす小型の群れ(4〜6cm)と、海に下ってから戻ってくる大型の群れ(8cm以上)の2つのタイプがいます。周りには姉沼、内沼、田面木沼などの小さな沼が連なり、小川原湖沼群として重要湿地にも選ばれています。

冬の氷上ワカサギ釣り

小川原湖の冬の主役は、氷の張った沼でのワカサギ釣りです。本湖より早く凍る周りの沼で、氷が安全なときだけ釣り場が開かれます。

姉沼(三沢市)

いちばん通いやすいのが姉沼です。駐車場から歩いて氷上に出られ、地元の運営者が釣り場を管理しています。直近のシーズンの案内は次のとおりでした。

  • 時期:1月中旬〜3月上旬ごろが目安で、氷が安全な間だけ。悪天候や氷の状態で急に閉じることもあります。
  • 時間:平日6:30〜15:00、土日祝5:30〜15:00。
  • 料金:遊漁料300円、駐車料500円。テント、アイスドリル、竿、長靴のレンタルがあり、手ぶらでも始められます。
  • 釣った魚:釣りたてのワカサギを、その場で天ぷらや唐揚げにして食べられます。

内沼

漁協は氷の状態がよい年に内沼の氷上釣りも開きますが、ここ数年は厳しい冬が続いています。2025年は2月10日に開いて2日後に閉じ、2026年シーズンは安全のため1月8日に中止が発表されました。

管理されていない氷には乗らない

氷上釣りは、運営者や漁協が開いている釣り場でだけ楽しみましょう。管理されていない場所の氷は、見た目では厚さがわかりません。

夏のしじみ採り

毎年夏には、漁協が湖の決められた区域を開放し、誰でも手でしじみを採れるようにしています。2026年の案内は次のとおりでした。

  • 期間:7月1日〜8月31日(お盆の8月13日〜16日は休み)。
  • 時間:受付8:00〜13:00、採るのは16:00まで。悪天候の日は早く終わります。
  • 料金:大人500円、子ども(小学生以下)300円。
  • ルール:素手のみ。じょれんやかごなどの道具は使えず、持ち込むと監視員に没収され、警察に通報されます。現地で売っている袋だけを使い、区域の外には出ないこと。

区域や期間の外でしじみを採ると密漁になります。しじみは漁協が大切に管理している水産資源です。

遊漁料とルール

日釣券 300円 · 田面木沼 500円 · しじみは決められた区域だけ

  • 遊漁料:日釣券は300円で、本湖・内沼・姉沼で使えます。田面木沼は別に500円です。
  • 氷上釣り:運営者や漁協が釣り場を開いている場所と期間だけ。
  • しじみ:夏の開放区域で、期間中・受付時間内に、手でのみ。

冬以外は、湖や流れ込む川でコイやフナを狙う人が多く、湖と海をつなぐ高瀬川まわりではシーバスを狙う人もいます。

潮と月齢、そして氷

小川原湖には、高瀬川をさかのぼる太平洋の潮が届きます。ただし影響が大きいのは川の近くで、湖の大部分では弱まります。氷の穴の上でワカサギを待つときに大事なのは、潮よりも氷の状態、天気、そして群れを見つけることです。

月齢は釣行日を決める最後の決め手くらいに考え、氷のない時期に高瀬川の近くで釣るなら潮の動きも見ておきましょう。詳しくは月齢と時合の考え方で紹介しています。

出典

小川原湖漁業協同組合(お知らせ、湖のデータ、湖の宝)、三沢市観光協会:姉沼の氷上ワカサギ釣り、青森県観光情報。料金や日程は毎年変わるので、出かける前に確認してください。

冬は氷の状況を確かめてから、夏は道具を置いて手ぶらで。小川原湖はそれだけで、ぐっと楽しくなります。

『釣れるかな?』の潮見表の画面。満潮・干潮の時刻と潮位のグラフが表示されている

私たちが作ったアプリ

『釣れるかな?』

『釣れるかな?』では小川原湖の釣れやすさのスコアと時合を日ごとに確認でき、近くの港の潮見表も見られます。氷や天気の情報の代わりではなく、あわせてチェックしてください。

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